白髪って脱毛できるの?

結論、脱毛方法によっては脱毛が可能です。

白髪は通常の脱毛処理方法(光脱毛やレーザー脱毛など)では脱毛することが難しいです。白髪には色素がないため、光脱毛やレーザー脱毛が効果的に働かないことが一般的です。

これらの脱毛方法は、色素(メラニン)のある毛根に反応し、毛根を破壊する原理に基づいています。

ただし、先述したように白髪に対して効果が期待できる脱毛処理方法がありますので、ご紹介しますね。

電気脱毛(ニードル脱毛)

電気脱毛は針を毛穴に挿入し毛根に電気を流して破壊する方法です。この方法は色素の有無に関係なく毛根直接アプローチできるため、白髪にも効果が期待できます。ただし、毛穴一つ一つに針を挿入する必要がある為、処理が時間がかかることがあります。そして何より、痛みを伴いやすいです。詳しくは針脱毛についての記事がありますのでそちらを参照されてくださいね。

そもそも白髪できるメカニズムは知ってる?

白髪が生じるメカニズムは、毛髪内のメラニン色素の減少や消失に関連しています。メラニンは髪の色を決定する重要な要素であり、髪が黒、茶、赤、ブロンドなどの色を持つのはメラニンによるものです。

白髪が生じる主なメカニズムを細かく見ていきましょう。

メラノサイト(色素細胞)の機能低下

メラノサイトは毛根の中に存在する細胞で、メラニン色素を生成します。年齢とともに、メラノサイトの数や機能が低下することがあります。これにより、新しい髪の成長時にメラニンが適切に供給されなくなり、髪が白くなります。

遺伝的要因

白髪は遺伝的な要因によっても引き起こされることがあります。両親や祖父母が早くから白髪になった場合、それが自分にも適用される可能性が高まります。

ストレス

長期間にわたる慢性的なストレスや精神的な負担は、メラノサイトの機能低下を促進する可能性があります。ストレスによって体内の酵素が活性化され、メラニンの生成を妨げることがあります。

実はこちらの研究、証明されたのが2020年なんです。

米国ハーバード大学の研究チームが発表した「ストレスと白髪の関係」によって発表されております。

内容としましては、強いストレスを感じると白髪が増えることが分かったそうです。

これまでは仮説として立てられていたモノに根拠が出たことで大きな話題を集めました。

喫煙

喫煙は白髪のリスクを高めることが研究で示唆されています。喫煙によって体内の酸化ストレスが増加し、メラノサイトに悪影響を及ぼす可能性があります。活性酸素が増え、酸素不足になることにも起因しております。

タンパク質・ビタミン・ミネラル不足

適切な栄養素の摂取が不足すると、メラノサイトの機能に影響を与えることがあります。特にビタミンB、鉄、亜鉛などは健康な髪の色を維持するために重要ですので、積極的に取り込んでいきましょう。

環境要因

紫外線や化学物質によるダメージは、メラノサイトに悪影響を及ぼし、白髪の発生を促進することがあります。

白髪は一般的に加齢とともに増加する傾向がありますが、これには個人差があります。健康的な生活習慣、適切な栄養摂取、ストレス管理などの対策を取ることで、白髪の進行を遅らせることができる場合もあります。

白髪を抜くことのメリットとデメリット

白髪を抜くことは一時的な対処法ではありますが、長期的にはお勧めしません。以下に、白髪を毛抜きで抜く際の考慮事項とリスクを説明します。

  • 白髪を抜くことのメリット

即時の解決策にはなる

毛抜きを使用すると、白髪をすぐに取り除くことができます。外見上の白髪が気になる場合、急なイベントや特別な場合には役立つかもしれません。

  • 白髪を抜くことのデメリット

毛根へのダメージ

毛抜きで白髪を抜くと、毛根周りの組織にダメージを与える可能性があります。これにより、毛根が傷つき、新しい毛が再生しにくくなることがあります。結果として、毛が生えにくくなるか、硬毛化する可能性もあります。

埋没毛のリスク

毛抜きで白髪を抜くと、毛根が完全に取り除かれず、埋没毛の発生リスクが高まります。埋没毛は炎症やかゆみを引き起こすことがありますので注意が必要です。

感染リスク

不適切な衛生状態で毛抜きを使用すると、感染症のリスクが高まります。毛根周りの小さな傷口から細菌が侵入することでお肌トラブルに繋がる可能性もあるので注意しましょう。

繰り返しの必要性

毛抜きで白髪を抜いても、新しい白髪が再生することがあります。このため、頻繁に毛抜きで処理する必要が生じるかもしれません。

まとめ

適切な栄養摂取、適度なストレス管理、ヘアケア製品の選択などが白髪の進行を遅らせるのに役立ちます。白髪についての具体的なケア方法については、美容専門家や皮膚科医と相談することがおすすめです。

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